安産祈願の寺・洛陽八番観音霊場 大蓮寺

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猛暑の日

猛暑の日が増えれば、自ずと開花数が増えてくる。
(たまに中休みの日もありますが)
蕾も多く上がります。ただ暑つすぎて訪れる方は
減ってきます。
6月頃の涼しい日に来て、開花が少ないと終わっ
たんですか?という質問する人がいますが。
この涼しい日に始まってもいないよ。
蓮は猛暑の花です。
家から出るのが嫌になるような日に来たら咲いて
ますから。確率的には。

祇園祭宵山

京都では祇園祭が行われ、多くの人が来られております。
例年ならば蓮シーズン盛りなんですが、今は先日の猛暑日に上がった
蕾が咲いていますが、その後の大雨続きでやられた花もあり、日照も
少ないので次の蕾があまり上がっていません。

祇園祭の割には涼しい夏ですが、蓮はもう少し日当たりがよく暑い日
が続いた方が咲きます。

花蓮の様子について

 

蕾が上がり出しましたけど、連日の大雨で
やられている花もあります。
例年祇園祭くらいがピークになりますが、
天候次第です。梅雨明けがいつになるか
と思っています。

蓮はいつくかの種類があり、個体差もあ
りますので、7月中は始まったか終わっ
たかというような事を聞くため安易に電
話をかけてこられてもお答えできません
ので、このブログをあげています。

 

今日の蓮 7/8

ほとんど花はありません。
ただし、連日の好天猛暑でかなり蕾が上がっていますので
今週中には咲き出すと思います。

全盛がいつなのかは予測が難しいですが。
これ以上、暑くなると蕾枯れが起こりますので、これくら
いの天候で止まってほしい。

 

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これからの蓮

先日の大雨続きで花も減り、蕾枯れもありましたが、
ここ連日の猛暑で新しい蕾が上がり出しました。
徐々に咲いていくと思われます。

ただ私は趣味でやっているだけで、専門家やないので
今後の詳細な予想はわかりません。

 

ホームページのトップページにも書いてますが、
当寺は花蓮を専門にやっている公園でなく、檀家様や信者様がお参りに
来られる寺院です。法務に支障をきたすので取材以外の方の、

花蓮についての電話での問いあわせはご遠慮ください。

 

檀家様へ お盆のお話

今年もお盆が近づきました。
お盆のご案内は週明けくらいから随時送らせていただきます。

 

お盆は正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)といい、旧暦7月15日が正当日です。
今では8月に行い、先祖をお迎えし、精霊棚を作りそこへ先祖をお祀りし、供
物を供え、そこに僧侶がお参りし棚経のお経を唱え、京都では送り火に乗せて
先祖がお帰りになるという行事です。
推古天皇の時に始まったと言われる通り古くからやり、やり方も地方によって
もいろいろな風習があります。
ここではその要旨をお話しします。

お盆の始まりは、お釈迦様のお弟子目連尊者が餓鬼道に落ちている母の姿を救
うべく食事を与えましたが、餓鬼道に落ちた母は全て炎となって食べることが
できなかった。
目連尊者は大に悲しみお釈迦様に母を救う道をたずねた所、罪根が深く目連尊
者の力だけではどうにもならないということで、お釈迦様から特別な偈文を教
られ、それを唱え7月15日に施餓鬼会を行ったら、母は救われたという伝説
に由来しております。
だから棚経でお唱えするお経も、普段の月参りでお唱えする日常勤行ではなく
この時、目連尊者がお釈迦様から伝えられた偈文を含み施餓鬼を行っています。

では目連尊者のお母さんが、どんな罪を犯したかというと。慳貪の罪(けんど
んのつみ)で目連可愛さのあまり、我が子をお腹いっぱいにするため他の者へ
の施しを吝嗇したからと言われております。
ここで大切なことは目連尊者のお母さんに限らず、親が大罪を犯して、自分の
この身がどうなろうとも、必死に子供を育てられたのです。
そのおかげで現在の自分があることを思い、親やそのご先祖さまなどに感謝し
先に亡くなった方を報恩することがお盆の主旨です。

何日にこれを行う、何を飾る等の形を知るのも、こだわることもいいことです
が、その中にある心の部分も知って行っていただきたく思います。

餓鬼道は、「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天」の六道の中の一つですが、
檀家の皆様のご先祖は浄土宗で葬儀をしており、阿弥陀様の救いを受けていま
すので、魂は極楽にあり六道に迎えに行っても先祖様はおられません。

但し、京都には六道まいりというのが、ございますが盆の風物詩としてお参り
されるのは、それはそれでいいかもしれません。

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