安産祈願の寺・洛陽八番観音霊場 大蓮寺

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花蓮だより

梅雨があけ、蕾も多く上がりだし花蓮のシーズンを迎えつつあります。
朝は綺麗です。

但し、これからはお盆シーズンになるため、多くの檀家さんが来寺さ
れます。よって花蓮鑑賞のための駐車場はございません。車ではお越
しにならないでください。すぐに出庫いただく場合があります。

また、境内地にこれだけ注意書きをしても、まだ稀に花に触ったり、
茎を引っ張ったりする自分勝手な方がおられます。
又、目の前の注意書きを全く見ようとせずに、守っていただけない方
は退出願いますのでご了承ください。

モラルを守っていただければ、気持ちよく花を鑑賞できます。

お盆のはなし(再)

お盆は正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)といい、旧暦7月15日が正当日です。
今では8月に行い、先祖をお迎えし、精霊棚を作りそこへ先祖をお祀りし、供
物を供え、そこに僧侶がお参りし棚経のお経を唱え、京都では送り火に乗せて
先祖がお帰りになるという行事です。
推古天皇の時に始まったと言われる通り古くからやり、やり方も地方によって
もいろいろな風習があります。
ここではその要旨をお話しします。

お盆の始まりは、お釈迦様のお弟子目連尊者が餓鬼道に落ちている母の姿を救
うべく食事を与えましたが、餓鬼道に落ちた母は全て炎となって食べることが
できなかった。
目連尊者は大に悲しみお釈迦様に母を救う道をたずねた所、罪根が深く目連尊
者の力だけではどうにもならないということで、お釈迦様から特別な偈文を教
られ、それを唱え7月15日に施餓鬼会を行ったら、母は救われたという伝説
に由来しております。
だから棚経でお唱えするお経も、普段の月参りでお唱えする日常勤行ではなく
この時、目連尊者がお釈迦様から伝えられた偈文を含み施餓鬼を行っています。

では目連尊者のお母さんが、どんな罪を犯したかというと。慳貪の罪(けんど
んのつみ)で目連可愛さのあまり、我が子をお腹いっぱいにするため他の者へ
の施しを吝嗇したからと言われております。
ここで大切なことは目連尊者のお母さんに限らず、親が大罪を犯して、自分の
この身がどうなろうとも、必死に子供を育てられたのです。
そのおかげで現在の自分があることを思い、親やそのご先祖さまなどに感謝し
先に亡くなった方を報恩することがお盆の主旨です。

何日にこれを行う、何を飾る等の形を知るのも、こだわることもいいことです
が、その中にある心の部分も知って行っていただきたく思います。

餓鬼道は、「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天」の六道の中の一つですが、
檀家の皆様のご先祖は浄土宗で葬儀をしており、阿弥陀様の救いを受けていま
すので、魂は極楽にあり六道に迎えに行っても先祖様はおられません。

但し、京都には六道まいりというのが、ございますが盆の風物詩としてお参り
されるのは、それはそれでいいかもしれません。

花蓮だより

毎日咲いていますが、まだ疎らです。
これから日当たりが増え、暑くなってくると
蕾もどんどん上がってくると思います。

花蓮だより

蕾も上がっている鉢も多く出てきましたが、
調子の悪い鉢もいくつかあり、新水を入れて弱ったレンコンを
取り出し少しリフレッシュしました。
あとは暑くなるの待ちです。

7月16日(日) 

7月16日(日)
(この日は4年ぶりに祇園祭宵山が制限なく行われる日)

唐突ですが、どんな方も友人はおられると思います。
友人にもいろいろありますが、物凄く仲の良い人とりあえず付き合いしてる人。

でも、人生で大切な大切な友人はそんなに多くないと思います。
(人生で2、3人いるかいないか)
私にとってそんな大切な友人が、今年5月28日に亡くなりました。(享年60)
私にとって人生の宝のような人でした。

その人の本葬儀が7月16日(日)に福知山で行われます。

当日は当寺の全ての法務を休止いたします。
(朱印とか、住職が留守でもできる事は通常通り行っています)

よって安産祈願等のご予約をお受けできません。
また、檀家さまの法事もお受けできません。
申し訳ありませんが、予めご了承ください。

ミセススローカム開花

昨日の予想通りミセススローカムが開花しました。
写真前は午前のスローカム
写真後は午後のスローカム

花蓮は同じ花でも午前と午後ではこれだけ違うんです。
花蓮鑑賞は午前中に。
まだまだ花が少ないですが、たくさんの花を見たければ
もっと暑くなってから、毎年言ってますが暑くて表に出
る気がなくなるくらいの日がいいです。

いずれにしても蓮は朝一です。

ミセススローカム

前半の大型蓮 ミセススローカムが咲きそうです。
咲いた日に書き込みします。
二日目が綺麗ですので楽しみにしてください。
ちなみに、ミセススローカムはホームページ花蓮
と蝋梅のところで水野先生の写真があります。

但し、たくさんの花が見たい方はまだまだ先です。

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